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USEN、ロート製薬との共同研究で
音楽聴取によるドライアイ改善の可能性を示唆

~音楽聴取により涙液量が変化~

2022.02.22

株式会社USEN

株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀)のグループ会社である株式会社USEN(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田村 公正、以下、当社)は、ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:杉本雅史)と「デスクワーク中の音楽聴取が眼に与える影響」に関して共同研究を行いました。
本共同研究は、音楽聴取によるドライアイ改善の可能性があるかを検証したもので、デスクワーク中に音楽を聴いた場合では音楽を聴かなかった場合よりも、デスクワーク開始前からの涙液量変化率が向上するということがわかりました。この結果から、デスクワーク中に音楽を聴くことでドライアイを改善できる可能性があると考えられます。

試験概要

試験期間
2021 年 7 月 27 日、2021 年 7 月 28 日(各日午前)

試験対象
主にPCで業務を行うオフィスワーカー
・男性:5人、女性:5人(合計:10人)
・年齢:20代〜 50代

使用音楽
S-01「Concentration ~働く人の集中力UP~」
この番組の楽曲は、オフィスワーカーの疲れを癒し、集中して仕事に取り組めるコンディションに導くことを目的として、埼玉医科大学短期大学 和合治久名誉教授の提唱される副交感神経の働きを高める音楽要素を取り入れ、すべてUSENオリジナルで制作しています。4,000Hz以上の高い周波数帯域の音や、明るくシンプルな短い旋律の繰り返し、心地よい和音が多用されています。番組の詳細はこちらをご覧ください。

LINK『Sound Design for OFFICE』公式サイト 番組情報

試験施設
株式会社USEN 大阪事務センター

試験方法
試験開始前に試験対象者の涙液量・最大開瞼時間(目を開けていられる最大の時間)・自覚症状のデータを取得し、初期値とした。その後、試験対象者には音楽を聴かない状態でデスクワークを行っていただき、60分後、120分後に涙液量・最大開瞼時間・自覚症状のデータを取得した。翌日、音楽を聴いた状態で同様に試験を実施した。

試験結果
測定項目のうち涙液量に関して、デスクワーク中に音楽を聴かなかった場合と比較して、音楽を聴いた場合は、涙液量変化率が有意に高くなった。

共同研究

LINKロート製薬株式会社

研究結果は、当社が展開するホームページ 『音空間デザインラボ』に後日掲載します。

LINK『音空間デザインラボ』公式サイト

健康BGMについて

当社では、「SDGs(持続可能な開発目標)」の概念に賛同し、「健康×音楽=健康BGM」をテーマに、新たな研究を実施し、人々の健やかな暮らしを支える番組を制作しています。

LINKUSEN CSRページ

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株式会社USEN-NEXT HOLDINGS 
広報部 櫻井
TEL:03‐6823‐2010

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