著名人インタビュー

USEN×浅井愼平

ビートルズ日本公演の際、主催者から日本側のカメラマンに選ばれたことで有名な浅井愼平さん。ジャマイカで波の音を録音するなど、70年代に自然音CDを世に広めた立役者でもあります。
ご自宅では、USENでどんな音楽を聴いて過ごしているのでしょうか?日常で旅を感じ、旅先でも日常を感じるとは--。
長年のユーザーならではの愛着を語ってくれたスペシャル・インタビュー。

浅井さんは、とても長くUSENを使っていただいているとお聞きしていますが、どのくらい前からご利用ですか?

「USENとの付き合いは、少なくとも30年以上は間違いなくあると思います。当時まだ周囲の人達が有線放送ってモノの仕組みや、その存在自体を知らない時期から、僕は自宅で使っていたんですよ。だからUSENっていうそれ自体を友人が来た際に話題にすることも、僕の楽しみのひとつでした」

普段はどんなときにUSENをご利用いただいていますか?

「僕は世界中を旅して周ってきたので、たくさんの旅先が記憶の中にイメージとして残っているんです。その土地の雰囲気や温度や香りだとか。それで、急にどこかに行きたいっていう気持ちになったり、昔行った土地を懐かしく感じたりしますよね。そんなときにUSENは世界各国の音楽コレクションから選ぶことができるのでいいですね。音楽を聴くことで、自分が行きたい国へ飛んで行く、そんな風に使っています」

浅井愼平

どんな音楽を聴くことが多いですか?

「普段、日常的に聴く機会が多いのはクラシックですね。昔は朗読のチャンネル『I-43 耳で読む文芸/ミステリー』が好きでよく聴いていました」

ご自宅でビートルズを聴くことなどはあるのでしょうか?

「自分で、今からビートルズを聴くぞってことは、今はまずないよね。自分が予測していないときに街角から不意打ちのように聴こえてくるのが、ビートルズはとってもよく似合うんですよ。それとラジオはよく似合う。自分でビートルズを流すのは、どこか恥ずかしい感じもあるし、僕にとってのビートルズはとにかく強烈なものなので、いろいろな事柄に、自分の想いや考えが持って行かれてしまうから、部屋で聴くことはしないですね」

USENを長く使っている理由は、ご自身でどんな風にお考えでしょうか?

「そうですね。誰でも、いくつか好きなチャンネルがあったりしますよね。それで、どこでもいいですが、旅へ出て、旅先のホテルにUSENがあって、好きなチャンネルに合わせると、どこか自分の家に帰ったような楽しい気分になれるんですよ。昔、エリック・サティという人が『家具としての音楽』という言葉で表現しましたが、そういう感覚でしょうか。僕の記憶の中、日常の生活には音楽が溶け込んでいるので、旅先でも家具のように同じ装置があることは、とても楽しいことだと思っています。多分ですが、そんなことでずっと使っているんだと思います」

浅井愼平

Photo いのうえ ようへい

プロフィール

浅井愼平(あさい・しんぺい)

写真家。1937年愛知県瀬戸市生まれ。65年日本広告写真家協会受賞後、翌年に写真集『ビートルズ東京』でデビュー。映画製作や俳句、音楽プロデュースなど幅広く活動。08年には日本広告写真家協会賞 作家賞を受賞。主な著書に『気分はビートルズ』などがある。

2014年3月24日更新

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