「オフィス環境に関する調査」

働く男女の約6割は、オフィス環境に満足していないことが判明
オフィス環境改善策として「音楽を流す」という取り組みがあることは、全体の4割強が認知

2016年11月30日
株式会社 USEN

株式会社USEN(本社:東京都港区、代表取締役社長:田村公正、以下、USEN)は、この度、全国の20歳~59歳の働く男女に対して「オフィス環境に関する意識調査」を実施しましたので、発表いたします。【調査期間:2016年11月22日(火)~2016年11月23日(水)】

ストレスチェックを実施した会社は約半数。約6割の会社員が現状のオフィス環境に満足していないと回答。(参照①②)

会社に勤める男女500名(男性:250名、女性:250名)に対し、2015年12月から義務化された「ストレスチェック」の実施可否について質問したところ、実施している会社は、5割程度となりました。2016年11月末日にストレスチェックの実施期限を迎えるにも関わらず、定着していないことがうかがえます。

また、メンタルヘルス対策の取り組みとして職場環境等の改善を図ることが求められていますが(※)、「オフィス環境に満足しているか」ということについて尋ねた結果、全体では「あまりあてはまらない」が44.0%と最も多く、次いで「ややあてはまる」が35.4%、「全くあてはまらない」が15.4%、「とてもあてはまる」が5.2%となりました。
※「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」(厚生労働省)

過半数の人が「現状のオフィス環境」に満足していないことが明らかとなり、満足している人は全体のわずか5%と極めて低い数値となりました。本結果から働く男女のほとんどが、オフィス環境に関して何かしらの不満を抱えていることがわかりました。

期待するオフィス環境改善策では、「休憩室の設置」が上位に。(参照③)

「あなたの会社でオフィス環境改善策として実施してほしいことはありますか?」という質問に対し、「休憩室の設置」が43%と最も多く、次いで「音楽を流す」が24%、「デスク配置変更などの模様替え」が21%という結果となりました。

「音楽を流す」ことがオフィス環境改善策の一環だと認知している人は44%にのぼる。(参照④)

「オフィス環境改善策の一環として『音楽を流す』といった対策があることを知っていますか?」という質問に対しては、「知っている」と回答した人が44%にのぼりました。

平成25年11月に同調査を実施した結果と比べ、職場に音楽を流すことに対する認知が2倍以上になっていることがわかりました。

約4割の企業が「ノー残業デー」を実施。ノー残業デーの合図として、「音楽」を採用するケースも。(参照⑤⑥)

約4割の企業がノー残業デーを実施していることが明らかとなり、ノー残業デーの合図については「曜日や日にちが予め決まっている」という回答が71%を占めるなか、「朝の朝礼で知らされる」という回答が15%、「終業時間に音楽が流れる」という回答は、12%みられました。

調査概要

調査主体:株式会社USEN
調査実施機関:クリエイティブサーベイ
調査背景:USENは、職場環境の改善を目指した取り組みとして、2013年2月より「Sound Design for OFFICE」(サウンドデザインフォーオフィス)というサービス名で、オフィスに合った楽曲を選曲したオフィス向けUSEN放送を提供しています。2015年2月には、ストレスチェック「こころの保健室」をリリースし、定期的にオフィス環境に関して調査を実施しています。
調査内容:オフィス環境に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年11月22日(火)~2016年11月23日(水)
有効サンプル:無作為に抽出した20代~50代の働く男女500人

※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず下記へご連絡をお願いします。「(株)USEN調べ」と明記下さい。

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