2001年のヒット曲特集
20年前のJ-POPをプレイバック

2001年のヒット曲特集 20年前のJ-POPをプレイバック

「えっ、あの曲がリリースされたのってもう20年前なの!?」と驚いてしまったことはありませんか。年号が令和となり2000年代の平成が懐かしいと感じられるようになりましたね。流行やトレンドは20年周期で繰り返す、とよく言われます。実際に欧米では2000年代風のファッション「Y2K(2000年代のこと)ファッション」が流行しつつあるみたいです。にわかに注目を集める2000年代を振り返る特集として、今回は2001年の流行とヒット曲をご紹介します。

2001年はどんな年?20年前の流行をプレイバック

2000年はミレニアム・イヤーを祝うお祭り騒ぎがありましたが、2001年はいよいよ21世紀の幕開け、という年でした。テクノロジーの進歩も目覚ましく、JRの「Suica」やアップル社の「iPod」、日本版Wikipediaなどのサービスが登場しました。ポップカルチャーの分野では宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』や児童文学『ハリー・ポッター』シリーズが記録的な大ヒットとなり、東京ディズニーシーとユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開園したのも2001年でした。こうして振り返ってみると、現在につながるサービスや話題作が次々に生まれていることがわかります。また、小泉内閣から生まれたフレーズ「聖域なき改革」が流行語になりましたが、まさに新世紀の幕開けを飾る「変化」の年だったのかもしれません。
変化といえば、新たな才能が活躍した点はJ-POPも同様です。2001年は「小室サウンド」が席巻した1990年代後半と、R&Bやヒップホップが定着する2000年代のちょうど中間にあたります。両者のトレンドを取り入れたバラエティ豊かな楽曲がチャートを賑わせ、新しいアーティストが登場しました。今回の特集はそんな2001年のJ-POPから、定番のヒット曲を6曲ご紹介します。

PIECES OF A DREAM / CHEMISTRY

PIECES OF A DREAM / CHEMISTRY

人気テレビ番組『ASAYAN』のオーディション企画からデビューしたCHEMISTRYのデビューシングルです。新人ながらミリオンセラーを達成し、同年の紅白歌合戦に出場するなど彼らの代表曲として知られています。様々な解釈ができる切ない歌詞が幅広い世代から支持を集めました。歌詞を手がけたのは、数々の名作広告を生み出したクリエイティブディレクターの麻生哲朗。人々の心を動かすテレビCMやキャッチコピーを生み出すノウハウが、2001年を代表するヒット曲を生み出したのかもしれないですね。またデビュー20周年となる2021年には楽曲のリメイク企画が始動し、第一弾として「PIECES OF A DREAM(feat. mabanua)」がリリースされました。今のトレンドを取り入れて生まれ変わった楽曲を、20年前の原曲と比べてみるのも面白いかもしれません。ぜひ2曲合わせてお楽しみください。

ultra soul / B'z

ultra soul / B'z

B'zの楽曲でも抜群の知名度を誇る「ultra soul」が生まれたのも、今から20年前の2001年でした。この曲の魅力といえば、やはりインパクトのあるサビですね。聴くだけでストレスが解消される爽快な楽曲です。今ではすっかりB'zの代表曲として有名ですが、実はセールス数だけで見ると「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」「LOVE PHANTOM」などの方が圧倒的な売り上げを記録しています。それでもこの曲が知名度を上げたきっかけのひとつが、2001年に始まった世界水泳大会のテーマソングに起用されたことです。爽快な楽曲がスポーツの熱気にぴったりとマッチし、翌年以降も起用されることでじわじわと人気が広がっていきました。大会が始まった2001年にリリースする神がかり的なタイミングもB'zらしいですね。誰もが口ずさめる名曲として、まさに2001年のJ-POPを代表する一曲です。

アゲハ蝶 / ポルノグラフィティ

アゲハ蝶 / ポルノグラフィティ

1999年のメジャーデビューシングル「アポロ」、2000年の「ミュージック・アワー」「サウダージ」と立て続けにヒットを飛ばしていたポルノグラフィティ。破竹の勢いで迎えた2001年のシングルが「アゲハ蝶」です。ポルノグラフィティらしいアップテンポなナンバーにラテン調のアレンジを加えた、大人らしい雰囲気の楽曲です。ギターの新藤晴一が手がけた文学的な歌詞もファンの心を捉えました。ライブでもファンの合唱で盛り上がる人気曲として知られています。ポルノグラフィティは2021年に本格的に活動を再開し2021年9月にはシングル「テーマソング」をリリースしています。今もJ-POPの最前線で活躍するポルノグラフィティの今後が楽しみですね。

fragile / Every Little Thing

fragile / Every Little Thing

Every Little Thingの「fragile」はバンドサウンドとダンスミュージックがブレンドされた美しいメロディが特長です。今でこそ代表曲として有名ですが、リリース前年の2000年に作詞・作曲・編曲などを手がけていたキーボードの五十嵐充が突如脱退を発表。五十嵐充脱退後の初シングルとして、心機一転リリースされたのが「fragile」でした。ラヴソングの王道を行く歌詞が支持を集め、​​第34回日本有線大賞・有線音楽優秀賞を受賞するなど大ヒットしました。Every Little Thingにとって大きな節目となったきっかけとして注目したい名曲です。

Lifetime Respect / 三木道三

Lifetime Respect / 三木道三

「一生一緒にいてくれや みてくれや才能も全部含めて」誰もが一度は聴いたことのある歌い出しで有名な三木道三の「Lifetime Respect」。親しみやすい歌詞とメロディが話題になり、累計売り上げが90万枚を突破するヒットを記録しました。「日本でレゲエが一般的でなかった時代の意外なヒット」と紹介されることも多いこの楽曲ですが、実はレゲエを取り入れた歌謡曲は意外と多く、サザンオールスターズ「レゲエに首ったけ」(1978年)、上田正樹「レゲエであの娘を寝かせたら」(1983年)などの名曲がリリースされています。「Lifetime Respect」は日本でもレゲエが知られつつあったタイミングにぴったりとハマったのかもしれません。20年後の現在ではレゲエもJ-POPにすっかり定着し、湘南乃風やケツメイシなどレゲエ出身のアーティストが活躍しています。J-POPにレゲエサウンドを根付かせた名曲として、今後も愛され続ける一曲でしょう。

波乗りジョニー / 桑田佳祐

波乗りジョニー / 桑田佳祐

2001年の前年、サザンオールスターズの「TSUNAMI」が大ヒットしました。現在までに累計売上が300万枚を突破するという、まさに国民的なヒット曲です。しかし2001年に入るとグループとしての活動が減少し、本格的な活動再開は2003年「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」リリースまで待たなくてはなりませんでした。そんな最中の2001年に、桑田佳祐のソロ活動でリリースされた楽曲が「波乗りジョニー」です。爽やかなメロディと切ない歌詞の組み合わせは、まさに桑田佳祐の真骨頂。ソロ活動初となるミリオンセラーを記録し人気を決定づけました。さらに同じく2001年には冬ソング「白い恋人達」もリリースしており、こちらもクリスマスソングに欠かせない名曲として有名です。夏と冬の両方で名曲を残した、まさに桑田佳祐が大活躍した1年でした。

懐かしのJ-POPを手軽に楽しむ!
USEN Homeのおすすめチャンネル

2001年はヒット曲の当たり年です。今回ご紹介した楽曲以外にも、ZONE「​​secret base〜君がくれたもの〜」、宇多田ヒカル「FINAL DISTANCE」、Mr.Children「君が好き」など数えきれないほどのヒット曲がリリースされています。このようなヒット曲を手軽に楽しむ方法としておすすめなのが、有線放送の家庭向けサービスUSEN Homeです。「J-POPの中でも、2000年代の楽曲だけ聴きたい!」といったご要望にも、BGMのプロが選曲した多彩なチャンネルがお応えします。今回はJ-POPのヒット曲をテーマにおすすめの3つのチャンネルをご紹介します。

00013 J-POP 2000’s Hits
00013 J-POP 2000’s Hits

今回取り上げたような2000年~2009年までのJ-POPヒット曲を集めた専門チャンネルです。浜崎あゆみやMISIAの大ブレイク、嵐やKinki Kids、モーニング娘。などの新世代アイドル、GLAYやMr.Children、BUMP OF CHICKENなどのロックバンドが大活躍するなどJ-POPが大きな進化を遂げた10年間を凝縮してお届けします。

00677 懐かしのベストJ-POP(平成編)
00677 懐かしのベストJ-POP(平成編)

続いてのチャンネルは元号をテーマに、1990年代〜2019年までの平成を彩ったJ-POPをお届けしています。当時のヒット曲やドラマ・映画・アニメ作品の主題歌など、平成の思い出が蘇る「ちょっと懐かしい」選曲をお楽しみください。

00622 オトナJ-POP
00622 オトナJ-POP

今流行っているJ-POPはどうもしっくりこないという方々におすすめのチャンネルです。徳永英明など実力派のアーティストを中心に、じっくり味わえる大人のボーカルを堪能できます。スロー~ミドルテンポの耳になじみやすい楽曲が中心なので、落ち着きのある時間をお楽しみいただけます。

まとめ

しっとりとした昭和歌謡も良いけれど、スカッとしたい時やラヴソングをたくさん聴きたい時は平成のJ-POPを聴く。そんな楽しみ方ができる点もUSEN Homeならではの魅力です。ジャンルではなく年代をテーマに聴いてみれば、当時の思い出も含めて楽曲を楽しむことができます。自宅で過ごす時間が長くなった今こそ、USEN Homeで懐かしの楽曲を楽しんでみませんか。

USEN Homeの使い方や専用チューナーの設置方法など、USEN Homeについてもっと知りたい方は以下の記事もおすすめです。

USENを自宅で楽しもう MPX-1 HOME使い方特集
USEN Homeの導入レポート 設置や使用後の感想を聞きました

現在USEN Homeでは新規加入限定のお得なキャンペーンを実施しています。ぜひ、この機会にご加入をご検討ください。

※記事中の情報は2021年11月時点となります。放送される楽曲は日によって異なります。あらかじめご了承ください。
※ご紹介しているチャンネルはサービスにより異なります。
MPX-1 HOME MPX-1 HOMEでご利用いただけるチャンネルです。
musicAirBee! music AirBee!でご利用いただけるチャンネルです。
SOUND PLANET SP-i-HOMEMIX SOUND PLANET-i HOME MIXでご利用いただけるチャンネルです。

この記事を書いた人

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USEN Home 編集部 カツライ
80年代のロック・歌謡曲にハマり、ユーロビートやJAZZをこよなく愛しながらも
実はオーケストラに入団してクラシック音楽を聴きまくる3児の父。

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